こんにちは。
今日も訪問してくださりありがとうございます
尾崎美穂です。
最近、リーディング仲間の中で話題になったのが、
『あじさいのおまじない』
です。
なんでも、6月6日、または16日、または26日に
自宅の庭のアジサイを切ってきて、
白い半紙でくるみ、水引きで縛って、
さかさまにトイレに吊るす。
(玄関に吊るす、もあるようです)
そうすることで、女性特有の病気を防ぐことが出来る、
(玄関なら)金運アップにつながる、
ということです
アジサイは、女性を象徴している花だそうですよ。
さて、このおまじないをどう思いますか
私の見解です。
アジサイ=女の人、
白い半紙=白装束・・・
昔のトイレは今とは違い、汲み取り式かな。
水に向けて女の人を逆さまに吊るしている状態ですね。
これって・・・・・生贄っぽいですよねぇ。。。
実際逆さ吊りにして神にささげる生贄の方法があったようですし。
半紙に名前と生年月日を書く、という方法もあるようで、
もう!これはどう見ても願いを叶えてもらう代わりに
自分を生贄にしているようにしか見えませんーーー
「おまじない」は、漢字で書くと「お呪い」になり、
つまりは「のろい」になります。
「のろい」を丁寧に言うと「おまじない」なのかしら・・・?
なぜアジサイを逆さに吊るすと病気を防げるのか?
金運がアップするのか?
論理的に考えて筋が通っていないものは呪術や黒魔術の類ですので、
気軽に「みなさん、簡単ですからやってみましょう~」という
ものではないのです。
この『あじさいのおまじない』は、古くから伝わっているということです。
つまり、西洋医学がまだ日本に入ってきていないくらいの昔に始まったことなのだと思います。
婦人科系の病気はもしかしたら罹ったらその頃の日本の医療では治療することができない、死と隣合わせの病気だったのかもしれません。
『そんな病気になって苦しむくらいなら、自分の命をいくらか捧げてでも防ぎたい』
そのような切羽詰まった思いがあって、昔の女性たちはこのようなおまじないをしていたのかもしれません。
でも今は、西洋医学が発達し、婦人科系の病気は健診で発見できるようになり、治療もできるようになりました。
そんな世の中でも、命を捧げておまじないをする必要があるのか
理性的になって判断した方がいいと思いますよ~。
こういうおまじないや呪いで願いが叶ったら、
ちゃんとその見返りをはらう必要があるんですからね。
あじさいは普通に花瓶にいけて楽しみましょう
最後までお付き合いいただきありがとうございました