こんにちは。
今日も訪問してくださりありがとうございます
尾崎美穂です。
ここ数週間、ずーっとずーっと息子の引っ越しの準備をしています。
カーテン、テーブル、ベッド、ガスコンロ、冷蔵庫、洗濯機、
電子レンジ、などの大きなものから
掃除道具、キッチン用具、洗面用具などのこまごまとしたものまで
短い間で膨大なものを選んでいます。
ネットで探したり、お店に行って探したり、かなり時間を費やして
普段は大して使っていない脳がびっくりして疲れてしまいました
この「選ぶ、決断する」という行為は、普通に生活している上で
普通の人でも1日に35000回もしているそうです。
さらに職種によって決断をしなければならないことが多い人は
どんどんこの回数が増えていくことになりますね。
『意思決定を長時間繰り返した後に個人の決定の質が低下する現象』
のことを、
『決断疲れ』というそうです。
決断疲れがエスカレートすると、決断をまったくしない状態に陥ることがあり、「なんでもいい」とか「どっちでもいい」とか「とりあえず買っておく」とかいうことになるようなので、注意が必要です
それから、なんでも種類が豊富でたーくさんある中から選ぶほうが
自分の一番欲しいものが買えるからいい、と思って、
ついつい大きなお店に行って買い物をしたくなるのですが、
実は、選択肢が多ければ多いほど、人は不幸を感じやすくなってしまう、という『選択のパラドックス』なるんですって
『選択のパラドックス』とは、選択肢が多すぎるとかえって心理的な負担が増えて不幸になるという現象です。
ここから抜け出すには、選択肢を3つに絞ることです。
そのためにも、自分なりのルールを作っておいて、選択肢の中からそのルールに合わないものを省いていって選択肢をどんどん減らすことが大切なんだそうです。
例えば、この間カーテンを選びましたが、
レースカーテンの希望が
○ミラー加工でないもの
○色がついていないもの
○大きなもようがないもの
でした。
そうしたら、選べるものが3つほどになったんです。
その中から一つを選ぶのはとても簡単でした
ヒョウ柄が好きな人はなんでもヒョウ柄を集めがちですが、
これもいろいろな色柄の中からヒョウ柄を選べばいいわけですから、
すんなり決められていいですね
そして、究極なのは
『選ぶのをやめる』 ことです。
日常のささいな決断でもエネルギーを消費するので、
朝ごはんのメニューは毎日同じとか、数種類のローテーションにするとか、毎日着る服を同じにしたりとか、ルーティーンにしてしまうのが
よいということです。
元アメリカ大統領のオバマ氏も、アインシュタインも、毎日同じ服を着ていたそうですね。
スティーブ・ジョブズ氏は新商品発表の場では毎回同じ服装で、
マーク・ザッカーバーグ氏も同じ服装だそうです。
普通の人よりも重要な決断を数多くこなさなければならない人たちは
こうやってささいな選択をしないようにしているのかもしれませんね
私は何がマネできるかなー。
服は、色と形は決めているので選べる数が少ないのですが、
コンビニのデザートを選ぶときは、食べて健康になるわけでも
痩せるわけでもないのに無駄時間をかけているな、と気づきました
これからは「あんこ」入りのものに絞って選ぼうかな、と思います
皆さまは「決断疲れ」していませんか
最後までお付き合いいただきありがとうございました