こんにちは。
今日も訪問してくださりありがとうございます
尾崎美穂です。
皆さまの中には、特に体の調子は悪くはないけれども
冷え性ではある、という方もいらっしゃるかもしれません。
また、冷えることからくる生理痛や頭痛などの症状に悩まされている方もいらっしゃるかもしれません。
さらには冷えていることが当たり前になりすぎて、冷えをなんとかしよう、とも思わなくなっているかもしれませんね
でも、昔から『冷えは万病のもと』と言われているように、
そのまま放っておくと様々な病気の引き金になりますので
注意が必要となりますよ。
今回は、『冷え』についてお話したいと思います。
まずは、『冷えは万病のもと』についてです。
なぜそう言われているのか、というのはこういうメカニズムです
冷える
血流が悪くなる
血液がドロドロになる
酸素、栄養素が体の隅々に運ばれなくなる
体にたまった老廃物を出せなくなる
老廃物が体にたまる
免疫力が低下する
病原体が入ってきても気づけない、戦えない
症状がでる
何か異変が起きた時に、すぐに対処して体から出せれば問題ないのですが、それが出来なくなってしまうんです
さて、昨年のことですが、体の不調は特に思い当たらないけれど、
すごく手足が冷えるんですというクライアントさまがいらっしゃいました。
そのクライアントさまが、お風呂で温まるために最初は41度でお湯を設定していて、湯舟に浸かったらどんどん温度を上げていって
最終的に44度くらいにするんです、と話されていました
そんなに熱いお湯に入るのでは時間は短いですよねと聞くと、
やっぱり数分で出るということでした。
それでその時に体はものすごく熱くなるので、冷えには効果があるに違いない、ということで実践しているんだそうです
体を温めるために必要なことはこちら
○温かいものを食べる、飲む
○38度~40度のお湯で20分~30分全身浴する
○適度な運動をする
『熱い』ではなく『温かい』というところがポイントです。
50度程度のぬるま湯が一番体をあたためてくれます。
熱いものを飲んだり食べた時は、交感神経が働いてしまい、
熱くなった体を冷やさなきゃと、血管が縮んでしまい結果として
血流が悪くなってしまうんです。
ぬるいくらいの温かいものの場合には、副交感神経の方が
働き、リラックスして血管もゆるみ血流がよくなります
お風呂は今の季節なら41度でお湯をはると、自分が入った時にちょうど40度くらいに下がってちょうどいいですね。
時間が経つにつれて温度は下がっていきますので、一度追い炊きするのがいいですよ
というわけで、クライアントさまは知らないうちにより体を冷やす
お風呂の入り方をしてしまっていたわけなんです
これからは40度のお風呂に長くはいってくださいね~
次回は、
『自分が冷え性なのはなぜか?』
を突き止めて正しく対処する方法について書きますね
最後までお付き合いいただきありがとうございました